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前から気になっていた名護屋城跡
歴史には詳しくありませんが、今読んでいる「センゴク権兵衛」という漫画が秀吉の頃の話なので、名護屋城跡のことは前から気になっていました。
名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)に際して出兵拠点として築かれた城です。
1592(文禄元)年の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで、7年の間大陸侵攻の拠点となりました。
城の面積は約17ヘクタールにおよび、当時では大坂城に次ぐ規模を誇りました。
周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され、全国から20万人を超える人々が集ったとされています。
現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の特別史跡に指定されています。<佐賀県立名護屋城博物館HPより引用>
今回、同じく一度も行ったことのなかった同じ唐津市内の呼子に行くということで、その流れで来ることができました。
まずは博物館へ行ってみよう
駐車場から城跡の方に歩いていくと左手に大きな建物が見えてきました。
この建物が佐賀県立名護屋城博物館です。
しかも入館料は無料。
いいのかなと思いながら、中に入ってみることにしました。
何やら大陸を感じさせる石像がお出迎えです。
建物内にも同じく大陸を感じさせる木造が。
展示室がある2階に上がっていくと。
常設展示室がありました。
立派な展示品の数々です。
本当は一つ一つの展示品や歴史の流れの説明をゆっくり見たかったのですが、家族が興味がないので、足早に見て回りました。
展示室を出ると職員の方が説明をしているみたいでした。
バーチャル名護屋城の専用タブレットを借りよう
事前に調べて、タブレット端末を用いて再現CGを見ながら名護屋城跡を散策できる「バーチャル名護屋城」があり、専用タブレットを借りれることを知っていたので、
専用タブレットを借りることにしました。
この端末も料金は無料。
展示室も立派だったし、本当に無料でいいのかな?
本人確認のための運転免許証などを提示して借りれます。
それではいよいよ名護屋城跡に行ってみよう
博物館を出て、観光案内所の方に向かいます。
すぐに案内所は見えてきます。
入場時に一人100円の寄付金を支払います。
家族4人で400円を出すと学生はいらないということで200円になりました。
先程の博物館といい維持等のお金はどうなっているのかこちらが心配するくらいです。
案内書でいただいた散策コースを見て、天守台まで約10分の短時間コースにすることにしました。
案内所を過ぎるとすぐにタブレットがバーチャル画面に切り替わりました。
昔はこうだったのかというイメージが沸いて、見た感じが全然変わります。
まずは大手口に向かいます。
説明もきちんと書いてあるし、タブレットではバーチャルでかつての姿を見ることができるし、これはいいです。
さらに歩いていきましょう。
陣跡などが一望できるスポットがありました。
今度は何かな?
何やら案内が。
三ノ丸、本丸の方向を案内しています。
さらに上っていきましょう。
天守台まであと160m
三ノ丸です。
ここもタブレットでバーチャル体験しよう。
さらに上っていこう。
天守台まであと少しみたいです。
本丸に到着です。
そして、遠くの方についに天守台が見えてきました。
これを見ただけではイメージが沸きませんが、タブレットで確認するとすごくわかります。
周囲を一望できる壮大な風景です。
ここを拠点に朝鮮出兵していたのかと想像を巡らせます。
やっぱり来てよかった!
それでは戻りましょう
帰りは勾配が少し急なところもありますが、すいすい下りていけます。
博物館でタブレットを返却しなければ。
せっかくなので、もう一度展示室で当時の名護屋城を見てみよう。
城跡を見てきたあとの方がよりイメージが沸いてきます。
今までも色んな城を見てきましたが、名護屋城のスケールには圧倒されました。
写真は名護屋城まで来る道路を撮っていますが、何となくそのスケール感を感じていただけるでしょうか。
秀吉の強大な力を感じさせるすごいお城でした。
専用タブレットを借りての散策が絶対のおすすめです。
唐津城や呼子に来た際は合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
以上、「肥前名護屋城跡、名護屋城博物館で秀吉の時代にタイムスリップしよう!」の記事でした。