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音楽と私
もうミドル世代。色んなことで後悔しないように興味があること、気になっていることは進んで経験しようということに。
私は一般的にかなり音楽好きの部類に入るのではないかと思います。
しかも聴く方で。
洋楽CDの所有枚数は2000枚を超え、音楽DVDも500枚ほど持っています。
それなのに1回もコンサートに行ったことがありませんでした。
行かなかった理由は特にないのですが、行ったことがないのでコンサートに行くという概念が自分の中にありませんでした。
そのため、いつどんなアーティストのコンサートがあるということをチェックすることもありませんでした。
今考えると、今住んでいる福岡よりも単身赴任で2年ほどいた大阪の方が色んな洋楽アーティストが来ていると思うので、もったいなかったかな。
下の写真は今は住んでいませんが、そのままになっている実家の私の部屋のCD棚の一部です。
こんな棚が5つくらいあります。
行きたいコンサートを探そう!
まずは行きたいコンサートを探さなければ!
ということで福岡、洋楽、コンサートで検索すると一つだけ私の行きたいコンサートが見つかりました。
それがMr.BIG(ミスター・ビッグ)というアメリカのバンドです。
全米No.1シングル「To Be With You」を聴いたことのある方は多いかもしれません。
元々、VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)という同じくアメリカのバンドのDAVID LEE ROTH(デヴィッド・リー・ロス)というヴォーカルが好きだった私は、彼がVAN HALENを脱退した後、自身で結成したDAVID LEE ROTHバンドのベーシストBilly Sheehan(ビリー・シーン)が参加したバンドが先述のMr.BIG(ミスター・ビッグ)でした。
そして、このバンドは実力派ミュージシャンが揃ったスーパーバンドで本国アメリカよりもなぜか日本で大人気となったバンドです。
このバンドが福岡市民会館という1770席というこじんまりとした会場に来るということでチケットを購入しました。
ついにコンサートに行くことに!
そして、コンサート当日を迎えました。
早めに出かけたので、博多駅から3㎞ほどあるコンサート会場まで歩いていくことに。
博多山笠の櫛田入りで有名な櫛田神社です。
山笠が奉納されています。
そして、中洲の川端通り商店街。
商店街を抜けると大きな通りに。
そして、コンサート会場の福岡市民会館に到着。
私自身、ここに来るのは高校の予餞会以来です。
会場の外側にはコンサートのポスターも貼ってありました。
行列があったので、訳も分からず並んでみるとアーティストグッズを販売しているライブ物販でした。
CDやTシャツなどが売っていましたが、特に興味がなく、買いませんでした。
いよいよコンサート開始です。
そして、コンサートのあるホールへ入場。
思ったよりもステージが近くに見えます。
そして、コンサートが始まりました。
音響もライティングがすごくて、気分も超盛り上がり状態です。
ちょっと照れくさくて、残念ながら、コールなどはできませんでした。
そして、大興奮の中、ステージは終了。
初めてのコンサート、やっぱり来てよかったです。
何でも気になることは一歩踏み込むことが大事なんですね。
さあ、帰路につこう!
コンサートの余韻に浸りながら会場を出るともう真っ暗。
遠くに中洲のネオンが見えます。
そして、博多駅。
あとは電車に乗って、家に帰るだけです。
初めてのコンサートの感想
やっぱりCDで聴いたり、ライブ映像をDVDなんかで見るのと違って、生で歌ったり、演奏しているのは見るのは最高でした。
よく考えてみるとCDやDVDなんかは本人たちが演奏している記録ですから。
もちろん何度も繰り返して見たり聴いたりできるのはCDやDVDですから、その良さも当然あります。
でもコンサートで体験したことは後になってもすごく心に残ります。
そして、今回のMr.BIG。
パーキンソン病を患い通常演奏ができなくて、サポート・ドラマーと共にパーカッションとコーラスで参加していたドラムのPat Torpey(パット・トービー)。
この4ヵ月後に亡くなりました。
私の初めてのコンサートがパット・トービーとのお別れの場となってしまいました。
通常演奏ができなくなったパットをメンバーから外すこともなく、コンサート内でもパットの生い立ちをスクリーンで紹介するコーナーがあったりとずっとオリジナルメンバーで続けている人間的にも素晴らしいバンドです。
まだ1回しか行ったことがないコンサートがこのコンサートでよかったです。
行きたいコンサートがあれば、また行ってみようと思います。
以上、「初めてコンサートに行ってみた!」の記事でした。